全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

金魚ねぶた献灯祭が終了しました。

2020.8.24 -[社務日誌

令和2年8月7日に金魚ねぶた献灯祭が終了しました。

金魚ねぶた献灯祭

今年は新型コロナウィルスが世界中で猛威を奮い、日本も漏れず非常に困難な生活が強いられ、世界の火祭りとしても名高い青森ねぶた祭りも中止となりました。

金魚ねぶた献灯祭

そのような中、国より自粛要請があった時期には例祭と頌徳祭と2つもの重要な祭典があったため、神事のみの縮小しての斎行となりました。

金魚ねぶた献灯祭

当神社における祭事の半分以上がそのような状況となる中、自粛規制が緩和、解除されるという時期になる、この昨年からはじまった金魚ねぶた献灯祭を斎行するかどうかは、非常に悩ましいものとなりました。

金魚ねぶた献灯祭

また、他地域に比べて収まっていた青森市でも直前になり、感染者が多発したことで工事がはじまるギリギリまで検討が行われました。

金魚ねぶた献灯祭

それでも、最終的には様々な情報と状況を確認し、神社内で取れる最大限の感染防止対策をして斎行することにしました。

金魚ねぶた献灯祭

結果、凡そ2週間に渡って献灯祭を続けましたが無事に終了することが出来ました。

金魚ねぶた献灯祭

今年は青森ねぶた祭りを見学しに世界中から青森市へ訪れていてはいないため、昨年より参拝に来られる方は少なかったですが、このような情勢の中を鑑みると、非常に多くの方にご参拝いただくことができました。

金魚ねぶた献灯祭

様々なものが自粛、規制されていく中、神社ぐらいは笑顔でいられるようにとの思いでしたが、大変有難いことにお褒めの言葉や温かい言葉を掛けていただきました。

金魚ねぶた献灯祭

特に、青森ねぶた祭りが中止となる異例の事態に、生活一部ともなっているこの期間が、全くその季節を感じられないことに憂う方が多く、金魚ねぶたを見ることで、その季節を感じることが出来たという声をいただきました。

金魚ねぶた献灯祭

勿論、賛否両論あると思っていましたが、驚くことに苦言やクレームを呈する言葉は一つもありませんでした。

金魚ねぶた献灯祭

毎日、毎日、老若男女、家族や友人、会社帰り、様々な方々が笑顔で参拝される姿はとても嬉しいものでした。

金魚ねぶた献灯祭

また、賛同して神社内で様々な催しをしてくださった、、E x t e n d e r / E x p r e s s i o n様や株式会社ツクリダス様には大変お世話になり、素晴らしい献灯祭へとしてくださいました。

金魚ねぶた献灯祭

このような事態になったからこそ気付かされたものも多々ありました。

金魚ねぶた献灯祭

日々の暮らしの在り方、また大事な行事、暮らしの中の信仰など、本質的な部分がどのようなものであるか、考えさせられ、また感じさせられました。

金魚ねぶた献灯祭

今回の献灯祭を通して、祈りの大切さをより強く感じることができました。

金魚ねぶた献灯祭

金魚ねぶたは幸せを運んでくるといわれています。

金魚ねぶた献灯祭

どうか一人でも多くの方が、今回の献灯祭を通して幸せを感じてもらえれば何よりです。

金魚ねぶた献灯祭

来年はどうなるかわかりませんが、安心して再び青森の夏を感じられるようになっていればと切に願っております。

金魚ねぶた献灯祭

まだまだ予断の許さないような状況ですが、その中でも、日々の移り変わりを、せめて神社だけでも感じてもらえる場所になればと思います。

金魚ねぶた献灯祭

来年はより皆さんに楽しんでいただけるよう、今から様々企画しております。

金魚ねぶた献灯祭

来年の夏を楽しみにしていてください。

金魚ねぶた献灯祭

新型コロナウィルスの一刻も早い終息と皆様の幸せをお祈り申し上げます。