全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

青森市長へ御朱印帳を寄贈しました。

2020.9.26 -[社務日誌

令和2年9月15日に当神社お津軽神楽ねぶた御朱印帳を青森市長へ寄贈しました。

令和元年度の青森ねぶた祭において、青森市役所ねぶた実行委員会様が令和の奉祝と青森市の恒久平和を込めて、当神社へ毎年奉納される津軽神楽を題材として採用してくださいました。

それを記念して奉製した御朱印帳を奉製しました。

7月の下旬頃には完成していたのですが、コロナ禍により市政も市民のために多忙を極めていた為、少し落ち着いた今、寄贈させていただきました。

青森市長も大変喜んでくださり、「疫病退散の守護神でもある廣田神社の有難い御加護も頂いて市民の健康を守っていきたい」と、お話しいただきました。

御朱印帳の表紙、裏表紙には実際に運行されたねぶたの実物を載せ、夜の雰囲気を出すためにマットな黒紙を貼り、薄っすらと神紋である桐の模様を透かしました。

また、夜空に星が輝くようなイメージで、文字の部分は金の箔押しにしました。

更に、こちらの御朱印帳の1ページ目には御朱印帳を受けた方限定の御朱印が予め記されており、ねぶたの一部だった題材の津軽神楽の面2つが押されています。

ぜひ、こちらの御朱印帳を受けて、ねぶた祭りを思い返していただければと思います。

概要

団体/青森市役所ねぶた実行委員会

題材名/奉祝の舞 廣田神社 津軽神楽

題材由来/

津軽地方一円の各神社では、一年で最も重要な神事である例大祭に「津軽神楽」を奉納している。

 その起源は、津軽藩四代藩主軽信がるのぶまさこうが亡くなられた際、神職が江戸や京都で神楽の研鑽を積み、信政公が祀られた高照たかてる神社じんじゃ(弘前市)に奉納したことが始まりとされ、社家である神職しか奏楽することができない神楽である。

 九九六年に創建された「廣田神社」では、信政公に家老として重用され、青森御仮屋の二代目城代として、青森市のまちづくりに尽力した「進藤庄しんどうしょう兵衛べえ正次まさつぐ」が御祭神ございしんの一柱として祀られており、毎年六月には、国家の安寧あんねい長久ちょうきゅうの平和を願って「津軽神楽」を奉納している。

 このねぶたは、天皇陛下の御即位と新たな元号を祝い、新しい時代が災厄や困難に見舞われることのないよう厄を祓うため、天狗の面を被って猿田彦さるたひこのみことに扮した神職が演目の1つである宝剣を舞い、五穀豊穣、無病息災をもたらす権現様を祀り、「津軽神楽」を奉納する場面を表したものである。

ねぶた師/京野和鴻

初穂料/一冊 2,000円(通年頒布)