全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

舞姫会の稽古が行われました。

2020.11.10 -[社務日誌

令和2年11月6日に舞姫会の稽古が行われました。

11月となり、いよいよ新嘗祭も近づいてきました。

ということで、稽古も本番同様にしていきます。

はじめの会もしっかりと玉串拝礼をして神様にご挨拶しました。

いつも以上により緊張感をもって取り組みます。

早速、舞の稽古をはじめました。

先ずは参進して立ち位置を確認しました。

確認したら、舞の動きに入ります。

当日はまだ、何人参加できるか確定はしてないので、一人舞になるか、複数の舞になるかは決定してませんが、どのような状況でも舞えるように稽古しています。

本番まで20日あるので、少しでも修正をかけながら美しく舞えるよう確認していきます。

ほんの僅かなズレでも外からみると大きなズレに見えるので、厳しく見ていきます。

また、普段稽古している大広間よりも狭い空間で舞うため、その感覚も慣れてもらいます。

一回舞った毎に位置の確認もしていきます。

持ち方ひとつで見え方が違うので、そうした場面も大切にしていきます。

舞では、姿勢もとても大事になってきますので、振舞いも意識して行います。

一通り舞ったところで、次は本番同様に神事の流れに沿ってお作法の確認をします。

巫女舞はイベントと違い、あくまで神事の中での神様への奉納ですので、神事にしっかりと参列することが大前提になります。

ですから、その所作というものも、舞の動き同様に綺麗なお作法で出来るようにします。

中々触れる機会のないことですが、こうして学んでいくことで、より深く敬神の念を持って舞ってもらいたいと思います。

修祓の受け方や宮司一拝、祝詞奏上中の作法、そして玉串拝礼での列拝など、沢山動く場面があります。

それらをひとつひとつ確認しながら何度か練習していきます。

玉串拝礼は毎回稽古でやっていますが、普段は座礼のため、立礼でのお作法も確認します。

そして流れに沿った中で、本番と同じ順番で舞もはじめました。

神事の流れの中での舞ですので、止めずに通して舞いました。

その緊張感もあってか、とても綺麗に舞えていました。

一つ一つの所作を大事にしながら、丁寧に舞っていきます。

そして最後まで息を合せていきます。

あっという間に稽古時間も終わりとなり、終わりの会となりました。

残り2回の稽古となりますので、本番に向けて調整していきたいと思います。

元気な姿で集まれることを祈っています。

新嘗祭は関係者のみの参列となっておりますので、ご了承ください。