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献花されたお花を紹介します。

池坊・葛西栄峰先生から献花されたお花のご紹介です。

今回は桃の節句の前日である3月2日に生けて頂きました

さて、今回のお花は桃、あじさい、アイリス、ミモザだそうです。

献花

まずもって目に付くのが桃の木の綺麗なピンク色のつぼみです。

桃の節句は本来、上巳(じょうし)の節句といい、この頃に桃の花が咲き始めることから桃の節句と一般的に言われるようになりました。

今回の生け花では、そのような鮮やかな桃のピンク色に対しても見劣りしない、アイリスの紫の花やミモザの黄色い花が生けられ、それぞれ主張しながらも全体として見ると調和をなし、そこからは春を迎える温かさを感じさせます。

津軽で生まれ育った太宰治は小説「津軽」の中で、こな雪、つぶ雪、わた雪、みづ雪、かた雪、ざらめ雪、こほり雪と津軽に降る雪を7種類に分けて伝えています。

青森市もいよいよ青空を覗かせる日が出てきており、時折降る雪はいわゆる”みづ雪”に近いものとなり積もる雪ではなく、雨に近い解かす雪となってきました。

そのような春目前の雰囲気を感じさせる生け花となっています。

献花

例年の如く大雪に埋もれる3、4ヶ月間はまるで1年あるかのように長く感じ、殊今年の雪の多さには辟易しましたが、一旦暖かくなり解け始めると不思議なことに、この期間があっという間に過ぎ去って行く様に感じます。

それと同じように私達の生き方も今という時間は長くもあり短くもあるのです。

ですから日々一瞬一瞬を大切にしてゆかなければ人生というものは意味の成さないものとなるのです。

儚くもその瞬間を生きて大輪の花を咲かす自然の尊い命に、私達の生き方、惟ながらの道「神道」が道標として示してくれているのではないでしょうか。

お花をご覧になりたい方は気軽に廣田会館までお越し下さい。お待ちしております

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