舞姫会が行われました。
2020.9.28 -[社務日誌]
令和2年9月18日に舞姫会が行われました。
今日も元気にみんな集まってくれました。
小さい舞姫も来てくれたので、はじめの会の宮司連絡係を先輩舞姫に教えてもらいながら挑戦してみました。
今回も神話の勉強会としました。
前回からの続きで、オオナムジの物語となりました。
スサノオとクシナダヒメの子供であるオオナムチの物語は、古事記の中でも重要な要素が多く、よく語られています。
また、波乱万丈な歩みに読み物としても非常に面白い物語となっています。
これまで同様に、物語を読み進めながら様々な注釈を解説しながら学んでいきました。
その物語が、私たちに何を語り掛けているのか、また、現代とはどういった風に繋がっているのかなど、交えました。
そういった物語の深さを伝えてみると、より一層興味が湧くそうで、とても真剣に且つ、楽しそうに聴いていました。
区切りの良い所まで学んだところで、若干時間もあったので、舞の稽古としました。
一人舞を全員でやりました。
上級生の舞姫達はここ何回かの稽古でも、非常に細かいところまで注意して動いていたので、とても綺麗に舞えていました。
小さい舞姫も久し振りながら、一生懸命に周りを確認しながら上手に舞えていました。
先生から総評を聞いて終了となりました。
あっという間に時間が経ち、終わりの会となりました。
最後に、ひとりひとり、お稽古の感想を述べて次回への目標を共有しました。
今年はコロナ禍で例年とは違う日程での稽古ということもあり、余裕のある時間が多いため、神話の勉強も沢山することが出来ました。
神話を通して舞の持つ神聖さも表現出来ていければと思います。