八甲田神社御鎮座四十年記念祝賀会に出席してまいりました。
2010.11.19 -[社務日誌]
青森市幸畑に鎮座している八甲田神社の御鎮座四十年記念祝賀会に出席してきました。
八甲田神社の宮司さんに雅楽の稽古を付けて頂いているご縁で今回招待していただきました。
【八甲田神社の由緒】
往昔阿倍比羅夫夷賊征討の時後潟に政庁を置き、 八甲田山麓に山霊を祀り、 伊邪那岐大神、 伊邪那美大神外諸神を勧請せしが、 その後永く廃絶す。 北畠顕信公その子守親公等は父親房公、 顕家公の遺志を継ぎて、 南朝のために画策し霊山を出でて再び諸神を勧請して南部氏を頼りしが時運に遭わず八幡岳にて一敗して、 その後を絶つ。 浪岡に拠りし北畠顕家の後嗣も津軽氏に打倒されて、 その跡殊と煙滅す。 北畠氏につながるもの等、 崇敬者等、 明治百年を期し、 ここに祭祀の場を起す。
【青森県神社庁HPより抜粋】
祝賀会では宮司さんの挨拶より始まり、祝辞が述べられ、催しで祝吟として吟詠が行われました。吟詠ではただ詠うだけではなく吟書といって唄に合わせながら書家の方が”書”を書かれていました。
初めて拝見しましたが、リズムに上手くのりながら書き始め、唄の終わりとと同時に書き終わっていました。大変面白いものを見ることが出来ました。
その後も様々な方が祝辞を述べられ、謝辞として名誉宮司さんの挨拶によって閉式になりました。
進行もスムーズに行われ、出席者の方も楽しく懇談されていた素晴らしい祝賀会でした。
八甲田神社御鎮座四十年、誠におめでとうございました。