境内の木々に雪囲いが取り付けられました。
2010.11.24 -[社務日誌]
朝早くより境内の木々に雪囲いの縄や板が取り付けられました。
なぜ雪囲いをしなければならないのかは、青森の方はもちろん、雪が降り積もる場所に住んでいる方はご存知だと思いますが、雪というのは想像以上に重たいのです。
ですから、大きな木や枝が飛び出している木などは特に、雪の重みであっさり折れてしまうのです。
廣田神社ではその雪の重みのせいで石灯籠が耐えきれなくなり、壊れてしまった時もあるぐらい雪というのはとても重いのです。
そのため、木々に縄を付けて補強したり、周りに木の板をかけて雪が直接木にかからないようにします。
その雪囲いもただ単に補強するだけではなく綺麗に縄を張り巡らすことで一つの芸術的な装いになります。その技は職人芸ともいうべきすばらしいものです。今日もあっという間に木々に雪囲いが施されていきました。
普段とはまた違う雰囲気になっております。どうぞ参拝がてらご覧下さい。