雅楽の稽古納めでした。
2010.12.16 -[社務日誌]
昨日は雅楽の稽古納めでした。
現在、県無形民族文化財に指定されている「津軽神楽」の他に日本伝統音楽である「雅楽」を習っています。
元々、神奈川県の寒川神社に奉職していた時には篳篥(ひちりき)という楽器を習っていましたが、青森に戻り習い始めてからは龍笛(りゅうてき)になりました。
青森では津軽神楽をはじめ、神楽がとても盛んで、他県に比べて雅楽の文化は非常に寂しい状況であります。ですが、私自身雅楽を多少習っていたため、これからも続けていきたいとの気持ちがあり、寒川神社時代の先生にも紹介頂いたご縁もあって、青森県の雅楽講師であります八甲田神社の小笠原宮司さんにお願いをし、稽古をつけていただいております。
4月から習い始めて約9ヶ月、まだまだ未熟ながらもレパートリーは増え、平調「音取」「五常楽急」「越殿楽」「皇麞急」「雞徳」、双調「音取」「酒胡子」であれば曲の始まりから曲の終わりまで吹けるようになりました。
そして、稽古納めの恒例として「君が代」と「年のはじめ」の曲を演奏し、今年度の稽古が終了しました。
これからは、津軽神楽、雅楽と共に使い分けて神社の祭典等で演奏できるようにしたいと思っております。
正月期間は忙しくなりますが、サボらず1日1吹きはするようにしたいと思います。