書道の稽古納めでした。
2010.12.17 -[社務日誌]
昨日は書道の稽古納めでした。
神社では様々な場面において、筆を使用して書くことが多く、そのほとんどが神様に対してのものであるため、しっかりとした字で書かなければならない。と、いうことで今年の8月頃より、平素より親しく神社にこられていた書道の先生にお願いをして神職全員に稽古を付けていただくことになりました。
毎回、稽古時間は1時間なのですが、筆を持ち、書いているとあっという間に時間が過ぎてしまい、いつも30分以上時間を越してしまいます。
また、折角教わるのであれば、段位も目指したいということで、今月から作品を出して応募することになり、その〆切も近いことからいつにも増して集中しておりました。
そのため、昨日は稽古時間の倍である2時間近く書いておりました。
神職の目的は神様に対して失礼のない字を目指すことでありますが、集中をして字を書いていると、ふと無心になり、心の状態がとても穏やかになるためか、日々の奉仕に対しても、落ち着いた心で行うことが出来るようになってきています。
まだまだ、未熟者ばかりですが、道を説く修行に終わりはなし!と心に留め、これからも稽古を積んでいきたいと思います。