新宅祭が執り行われました。
2010.12.21 -[社務日誌]
夏の地鎮祭から始まり、秋に上棟祭を行い、この度ようやく家が完成し、新宅祭が執り行われました。
私たちが住む家はお祭を行うことによって、神さまが家にお鎮まりになり、家族と共にその家に暮らすことになります。
そのため、家の隅々まで清々しく祓い清めて、無事建てられた感謝の奉告を申し上げ、これから共に暮らしてゆく家族の幸せをお守りいただくための新宅祭というお祭を執り行います。
今回の家は二世帯住宅ということでありましたが、生活環境が違うために、気を使わないようにと、玄関を二つに分け完全に独立した形での住居となっておりました。
ここ最近、迫り来る冬の寒波で雪が降り積もっていましたが、今日は12月とは思えない程の晴れの天気であった上に、新居がオール電化でぽかぽかと室内も暖かく、汗をかいてしまうような状態で奉仕をしました。
このご家族は、地鎮祭、上棟祭共に、前日の天気が荒れていて心配しながらも、当日になると不思議と晴れの天気となり、案の定、今日も晴れたことから、大変驚かれていました。
恐らくご家族の家に対する思いが廣田大御神様に伝わったのだと思います。
神事終了後には、「お祭をおこなって、ようやく家が完成したような気が致します。スッキリしました。」とおっしゃっていました。
本日は無事完成しましたこと誠におめでとう御座いました。ご家族皆様方の益々のご多幸、ご健勝を廣田大御神に祈念申し上げます。