じゃんばら型大注連縄が奉納されました。
2010.12.24 -[社務日誌]
昨日、天皇陛下の御誕生日という天長節の良き日に、3年に1度、奉納されるじゃんばら型大注連縄(しめなわ)が取り付けられました。
廣田神社を崇敬している団体である「廣田神社 敬神会」より奉納され、廣田神社、金生稲荷神社の社殿に掲げられました。
今年で、4回目となり、10年以上奉納いただいている注連縄はじゃんばら型と呼ばれるもので、幾何学模様が連なって暖簾のような形をしており、全国的にも非常に珍しいため、廣田神社に奉納されるのは国内最大級であります。
当日、製作者である瀬戸子八幡宮の氏子・総代7名もこられ、敬神会の会員を始め廣田神社総代方も20名ほど集まり取り付け作業が始まりました。
また、報道関係の方も多数来て取材され、昨日、今日のニュースで紹介していただいた所、それを見た氏子崇敬者の方々より多数喜びの声をいただき、誠に有難う御座いました。
この注連縄の製作の様子については・・・
写真で掲載→http://hirotajinja.or.jp/page-1188/ (アドレスをクリック)
動画で掲載→http://hirotajinja.or.jp/page-1213/ (アドレスをクリック)
の社務日誌にて見ることが出来ます。
設置するにあたっては注連縄が非常に大きいため、前日に足場を組んだのですが、大雨強風にさらされ、固定はしていたものの、倒れるのではないかと心配でありました。
朝も引き続き大雨で風も強く危険な為、いよいよ延期になるかもしれない所でしたが、皆さんが集まりだした頃より、徐々に雨が落ち着き、取付け終わる頃には雨が止みはじめ、奉納奉告祭を執り行う頃にはすっかり止んでいました。
さすがに、一日中大雨という警報でありましたので、晴れ間を覗かせるほど良い天気になったのには、総代も氏子も大変驚かれていましたが、「廣田大御神様に、奉納する敬神の気持ちが伝わったんだ!」と非常に喜んでもおられました。
奉納奉告祭では無事奉納できた感謝と共に、奉納した方々の益々のご多幸ご健勝、そして参拝される皆様がこの大注連縄をくぐる事によって清々しく爽やかに幸せになるよう祈念申し上げた後、廣田神社、金生稲荷神社両社の注連縄の前にて清祓いの儀をし、代表の玉串奉奠にて皆様の思いを廣田大御神様に誓いをたててお供えをし、滞りなく神事が終了いたしました。
その後、大注連縄の前で集合写真を撮影して瀬戸子の氏子総代と廣田神社敬神会の会員等にて直会をしました。
3年に1度の大注連縄が奉納されたこと、皆さんとても喜んでおられ、終始楽しく飲食を共にすることが出来ました。
これから新年を迎えるにあたり、是非とも大注連縄をくぐっていただき、心が清々しく爽やかに善き甘し年となるよう廣田大御神様に祈念申し上げます。