焼納祭(どんと焼き)が執り行われました。
2011.1.7 -[社務日誌]
毎年、廣田神社では1月7日に1年間お守りいただいた事への感謝を込めて、お神札やお守り、注連縄などを焼いて無病息災を祈願する神事、焼納祭を執り行っています。
今日は今年一番の吹雪で朝から風雪が凄く危険だった為、延期になるところでしたが、参列される方も多数お集まりしていましたので例年通り斎行いたしました。
神事では、まずはじめに斎場や参列者を祓い清め、火の神様等を降神し、祝詞を奏上しました。その後、焼納するものを祓い清め、お供えし、忌火によって点火しました。
祝詞奏上は大祓詞と焼納祭詞の2巻読み上げましたが、終わる頃には雪によってボロボロとなってしまいました。
そのような猛吹雪の中でも、参列された皆様は真摯に祝詞を聞いておられ、感謝の念を宮司の祝詞と共にお伝えしていました。
参拝者からは「祝詞を聞いてお守りいただいたお神札やお守りが焼けていくのを見ると感謝の気持ちが溢れて心がすっきりとしました。」など、多くの方より感謝のお言葉をいただきました。
また、寒い中、朝早くより総代の方々が焼納するものを仕分ける為にこられ、尚かつ今回は氏子町会である若葉町会の婦人部からも10名近く奉仕していただきました。
吹雪の中、誠にありがとうございます。こうして、氏子はじめ崇敬者皆さんが常日頃お守りいただいている神社に対し、奉仕いただくことは宮司としては感謝に耐えません。今後とも、一緒に奉仕してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
ただ、焼納祭に納める為に参拝者の方の路上駐車によって混雑し、近隣の方々には大変ご迷惑をお掛けいたしました。
反省して来年には少しでも解消されるように考えていきます。
また、総代さん方のご協力もあり、生ものや陶器類、関係の無いものなどが前年に比べ少なくなりましたが、今だにルールを守らずに持ってこられる方がいらっしゃいます。
この神事は”ごみを焼くイベント”ではございません。”お守りいただいた神様に感謝する神事”であります。今一度、そのことを心にとめてお納めするようお願いいたします。
最後に納めた皆様方の家内安全、無病息災祈願のこと廣田大御神様に祈念申し上げます。