全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

初午祭が執り行なわれました。

2011.2.8 -[社務日誌

本日、朝より初午祭(はつうまさい)が行われました。

集合写真

初午祭は2月はじめの午の日に行われるお祭で、全国各地の稲荷神社で盛大に行われます。

この由来は様々ありますが、稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社の祭神が稲荷山に降臨したのが初午だったという伝えから、この日が稲荷様の日となり、豊作を祈願するお祭になっていったというのが一般的であります。

無事故無火災祈願

廣田神社では毎年、初午祭として青森市長をはじめ消防幹部が参集し、無事故無火災を祈願する青森市青森消防団の出初式が執り行なわれ、纏い振りの奉納が行われます。

まとい振り宣言

それまでに各家庭には火の用心の張り紙が町会から配られ、今年一年の火の元安全を確認していただきます。

また、祭典後には各家庭にまわり、纏い振りが行われ、火の災害が起きないよう祈願するそうです。

まとい振り奉納1

なぜ初午の日に纏い振りが行われるかは定かではありませんが、一説には初午の日に雨が降らないとその年は火事が起こりやすいとされる信仰からきているといわれています。

そのようなことから、初午の日に大神の御前にてまといを振り、雨を乞う祈願が行われるのです。

まとい振り奉納2

本年も境内いっぱいに各消防団の益荒男(ますらお)が勇健なさまで纏いを振って奉納されていました。

是非とも毎年やっておりますのでお近くの方はご覧下さい。

整列

消防団の皆様方の無事故ならび青森に住まえる人々の無火災を廣田大御神に祈念申し上げます。