全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

上棟祭を執り行いました。

2011.4.29 -[社務日誌

本日は昭和の日であり、祭日大安であったため、朝から初宮参り(お宮参り)や車のお祓い等のご祈祷や地鎮祭などの予約が入っておりました。

そこで、上棟祭がありましたのでご紹介致します。

上棟祭は棟上(むねあげ)の際に柱が堅固に末永く家を支えられるよう、また、これからの工事も安全に進むように建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。

青森では昔からの風習で、柱に御幣と呼ばれる木の串に紙垂(しで)が挟まれたものと、ワラでできた草鞋(わらじ)を柱に括り付けて、永久に家をお守りいただくようにします。

上棟祭

最近、地鎮祭をしても上棟祭は神職を呼ばずに行う上棟”式”というものが多いそうですが、専門家である神職が作る祝詞も奏上せず、ましてや、神様を建築場所にお呼びしないで(降神の儀)果たして、神様がいない状態で誰に対して安全をお願いして祈っているのか?神様のお力を賜わらないのに何のために行うのか?甚だ疑問になるばかりです。

建築の際には”地鎮祭→上棟祭→新宅祭(竣工祭)”と行うのが正しいあり方です。

そのような昨今の中、今回の施主さんはしっかりと上棟祭を依頼し、業者の方々もしっかりと準備をしていただきました。

上棟祭

このように日頃より崇敬の念をもっておられる方には必ず神様の御心に叶い、ご家族皆さんが幸せになることと思います。

祈願された皆様方の益々のご健勝とご多幸並び工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。