6月2日～4日まで新潟県で行われた神社挙式研究会に参加してまいりました。

この神社挙式研究会というのは「麗しい我が国の伝統である神前結婚式が社会の急速な変動の中で、影を潜めていくのを憂うることから結成されました。古代のすばらしい思想を慎重に組み入れ、そして現代に受け入れられる神前結婚式の普及・活性化を目指しております。」という目的のもとに結成された会で東京を中心とした神職やブライダル関連会社の方などで構成されています。

今回の参加は、神奈川県の寒川神社奉仕時代にお世話になりました神職の先輩である東京都、居木神社の禰宜さんと神奈川県、白旗神社の宮司さんとのご縁があり、特別な配慮をいただき青森から参加することができました。

この会では2ヶ月に1度研究会が行われるそうなのですが、このたび新潟県屈指の規模を誇る新潟県護国神社さんにて研究会が行われました。

到着すると、会員同士の挨拶から始まり、全員揃ったところで平成7年に増築された荘厳な社殿にて正式参拝を行いました。

その後、模擬挙式をして頂けるということで、参進から退下まで本番通りの式を拝見することができました。その拝殿も増築した際、新郎新婦にとってより神聖なものになるよう、様々な見えない工夫をしていることなどを解説していただきました。

　　　

次に総合結婚式場となる「迎賓館TOKIWA」の披露宴会場などを隈なく説明をしていただきながら見学をし、一通り回ると新潟県護国神社の宮司さんより挙式についての講話がありました。

　

結婚式という最も尊い人生儀礼を大切に扱うことで、今後の安産や初宮、厄除けなど、日本の大事な人生儀礼の文化を繋いでゆくことになり、その為に神道の教化において今、何が必要で、どのようなことをしていかなければならないのかという問題定義と今後のあるべき方向性など、多くのお話を聴くことができました。

　　

最後には実際に「迎賓館TOKIWA」の施設にて、懇親会を開き、新潟県護国神社の方々や会員同士交流を深めながら会食をしました。

社務のお忙しい中、丁寧に案内、説明をしていただき、最後まで快く接待していただいた新潟県護国神社の皆様には本当にお世話になりました。誠にありがとうございました。

新潟県護国神社→http://www.niigata-gokoku.or.jp/

迎賓館TOKIWA→http://www.g-tokiwa.com/