神職教養研修会が行われました。
2011.6.22 -[社務日誌]
青森県神社庁研修所主催で神職教養研修会がホテルアップルランド南田温泉にて21日~22日にかけて開催されました。
一泊二日の研修会でありましたが、今回は21日に例大祭の片づけがあったため、2日目のみの参加となりました。
1日目は神道政治連盟前会長、宮崎義敬氏をお招きし、「日本再生の道」という題目でご講義いただいたほか、神職による各種研修や研究大会の報告発表がされたそうです。
私が参加した2日目は青森市にあります昭和大仏で有名な青龍寺の住職、織田隆玄氏より「問われる葬式仏教 寺社の使命」という題目にてご講義いただきました。
違う宗教ではありますが、日本では神道と仏教は長い年月様々な係わり合いを持ちながら今日に至っています。
その中で、日本全体が宗教性、精神性が荒廃してきている状況に、所謂伝統宗教と呼ばれる神道、仏教が果たしていかなければならないこととは如何なるものかということを自覚し、実践していかなければならないという内容のお話をしていただきました。
その後、神道政治連盟前会長、宮崎義敬氏、青龍寺住職、織田隆玄氏にも出席して頂き、参加した30名以上の県内神職と座談会を開きました。
内容は今回の大震災に関する話し合いが主でしたが、普段中々聞くことの出来ない神職同士の考え方や仏教界での活動などが交じり合い、大変有意義な座談会となり盛大なうちに終了となりました。
研修会終了後は弘前まで来たこともあり、青森県護国神社をお参りし、「近衞家陽明文庫名宝展~王朝文化1000年の至宝」を見学にいきました。