年忌祭が執り行われました。
2011.6.25 -[社務日誌]
本日、年忌祭を執り行いました。
神葬祭(しんそうさい)は納棺祭から一年祭までのことをさし、その後は年忌祭(ねんきさい)または式年祭(しきねんさい)といい、節目ごとに御霊を慰める大切なお祭があります。
午前中は三年祭のご奉仕があり、午後からは五十年祭のまつりあげのお祭がありました。
神葬祭となる一年祭までは御霊の状態で、その間幾度も鄭重にお祭をすることで、やがて祖霊としてまつられていくようになります。
また、土地の風習によっても異なりますが、五十年祭を迎えることで「まつりあげ」といい、個人の祖霊から祖先の祖神さまへとなり、その後は百年毎にお祭が行われます。
いずれのご家族もしっかりと準備され一心に祖霊へと手を合わせ感謝の祈りを捧げておりました。
このように、節目を大切にして、日々の感謝を祖先の神々に祈ることで私達は守られ、幸せな生活を送ることが出来ます。
御霊安らかにご家族が安寧なることをお祈り申し上げます。