清水天満宮の夏の大祭を執り行いました。
2011.7.12 -[社務日誌]
本日、青森市清水地区にある清水天満宮の夏の大祭がありました。
朝から蒸し返すような暑さでしたが、不思議と社殿の中はひんやりしていました。
清水天満宮では山ノ神のお祭も行われるため、初めに山ノ神が鎮座している山へ向かいます。
清水天満宮山ノ神の入り口には小さな池があり、そこには龍神様が祀られています。そこは、
遥か昔、この前には人々が繁く行き交っていた道路がありました。しかし、湧き水の前を馬車が通るたびに、馬が突然暴れだすということが多々ありました。そのことから、龍神様の祟りであると畏れた人々は沸き出でていた水源を整備して、祠を建てて龍神様を祀り崇めました。すると、それ以降は不思議と馬も大人しくなり、行き交う人々も怪我することなく人々も豊かな生活を送れるようになったそうです。
現在でも霊験あらたかなこの場所には綺麗な水が流れており、沢山の山菜が茂っております。
その後は里に戻り、夏の大祭を滞りなく終え、皆様と直会がありまして、総代を今回で引退する人がいらっしゃったため、全員で集合写真を撮りました。
帰りには取れたての新鮮な「ミズ」を沢山頂きました。
清水地区の氏子総代が益々ご多幸ご健勝なることを天神様に祈念申し上げます。