幸せを呼ぶ縁結びの御神木(実方桜)です。
2011.8.3 -[社務日誌]
いよいよ世界最大級の火祭り「ねぶた」が始まりました。
日中は遠方から御朱印を受ける方々が参拝にこられ、夕方からはねぶたに参加する人、見学する人で境内周辺は人で溢れています。
そのような熱気の中、御神木である実方桜の根本にはアジサイが綺麗な青紫の花を咲かしております。
氏子の方にお話を聞くと、このアジサイは桜の木が植えられた頃から根本からすぐに生えてきたそうで、何度か刈ることもあったそうなのですが、すぐに生えてきては綺麗な花を咲かせていたそうです。
この御神木に寄り添うアジサイを眺めていると、まるで恋人同士のような、夫婦であるかのような錯覚に捉われます。
桜の綺麗な花が咲き終わり、新緑の葉が雄雄しく育つとアジサイもその葉を青々しく成長させて暑さ極まる頃に花が咲き始める様子は私達と同じような男女の仲のようにも思えます。
最近、老若男女、お参りした後に御神木の前に立ち寄り手を合わせている人が多く見受けられます。
幸せを呼んで人と人との縁を結ぶ御神木、寄り添いながら我々を見守り続けております。