本日、外ヶ浜町石浜地区に鎮座している石濱稲荷神社にて秋の大祭が執り行われました。

石濱稲荷神社では、以前紹介した塩越稲荷神社と同様に、秋の大祭時に海上運航と称して、漁船で海上安全、大漁祈願の祭典を行います。

船に乗り込んで太鼓を叩きながら海に繰り出し、石浜地区の海域の四隅を祓い清めて、海の神様へお供えをする神事が執り行われます。

残念ながら、今年は早朝から強風のやませに加えて大雨が降りしきる天候であったため、漁船が全て見渡せる自治会館にて祭壇を設けて執り行われました。

そのような暴風雨でありましたが、神事の終了と共に雨風が治まっていき小雨となったのには、参列した漁師の方々が、「神様に祈りが通じたな！」と喜んでおられました。

その後は陸奥湾を一望できる小高い山に鎮座する石濱稲荷神社で秋祭りが執り行われ、無事神様へお伝えすることが出来ました。

終了後は会館にて、婦人部の手作り料理と、お祭に供えられた丸々太った鰤の刺身を氏子総代で頂きながら盛大に開かれました。

氏子総代皆様の益々のご健勝、ご多幸を祈念申し上げます。