救う会青森にて特定失踪者の報告会がありました。
2011.9.26 -[社務日誌]
先日、救う会青森にて特定失踪者の報告会がありました。
救う会とは北朝鮮に拉致された日本人を救出する会のことであり、この青森県でも調査会が認定している拉致被害者がいます。
その拉致被害者のご家族は今も尚、毎日悩み続けています。
今回は特定失踪者問題調査会が青森県、秋田県に来て各地の拉致現場を歩きながら被害者家族が同行して様々検証をしながら調査を行いました。
これにより、他の拉致状況と酷似する箇所が多々存在し、拉致された明確な事実が浮き彫りになりました。
それを各マスメディアの前にて荒木代表を中心として調査会の各人から報告がなされ、拉致被害者のご家族から挨拶がありました。
その拉致被害者のご家族と直接2人で話す機会がありましたが、被害者であるご家族のことを話し始めると、笑っていた顔がいつの間にか、何かを堪えているような顔つきになり、淡々とお話をはじめられました。そして、目を向けると微かに手や唇が震え、拉致されて50年以上たった今も昨日のことのようにお話されていました。
報告会のことは各マスメディアにて発表があるかと思いますが、この被害は過去の問題ではなく、現在も起こりうる問題であり、国民全体で考え、そして、国が解決に向けて行動を起こしてゆかなければならない問題であります。
一刻も早い解決がなされ、ご家族の平安な日々が戻ることをお祈り申し上げます。