墓所清祓い並び埋葬祭を執り行いました。
2011.10.17 -[社務日誌]
本日、墓所並び墓石の清祓い並び埋葬祭を執り行いました。
今回の方は、初春に神葬祭は執り行っていましたが、墓所の移転と諸事情により埋葬祭が済んでおりませんでした。
そこで、新たにした墓石の清祓いと共に埋葬祭を行うことになりました。
神道ではお墓のことを奥津城(おくつき)と呼び、その大まかな意味は「奥底にある隔たれた空間」とのようなことを指しています。
早朝から雨が降り出し、迎えに来ていただく数分前までは土砂降りとなっていた天候もいざ墓地に向かい始めると途端に雨が止み、それどころか青空を覗かせる程の天気になっていきました。
親族の計らいで墓所自体にもテントが張っており、いつ雨になっても大丈夫なようにしていただいておりましたが、終始、雨が降ることは無く、滞りなく神事を行うことが出来ました。
そのことは今日のこの日を、埋葬される御霊と共に累代のご先祖が待ち望んでいらっしゃたのだと思います。
そのご先祖の御恩にご親族皆さんも大変喜ばれていました。
このように、日頃より敬神篤く、日々感謝の誠を捧げている思いが神様の御心に叶う大事な生活指針であります。
先祖代々御霊安らかならんことをご祈念申し上げます。