七五三の団体祈祷がありました。
2011.11.3 -[社務日誌]
1日に引き続き、先日、七五三の団体祈祷がありました。
毎年11月にはいると奥内保育園の園児等が七五三の団体祈祷に参拝されます。
先日の園児達と同様、外では元気いっぱいでしたが、いざ神事に入ると太鼓の音にびっくりしながらも全員が静かにして座っておられました。
玉串拝礼も宮司に教わりながら、しっかりと皆で合わせて拝礼をし、最後のお話も静かに聞いておりました。
今回のご祈祷では小さい子供が多かったのですが、3歳児など生まれたばかりであればある程、授与品を渡す時に目を見て挨拶できる子供が多かったです。
つまりは、生まれた瞬間は人間、誰しもが同じであるということです。
ですから人間は成長の過程で個々の性格というものが躾によって現れてくるのです。
教育というものは誰もが平等に与えられるものであって、その環境というのは育む教育者によって形成されていくのです。
それは経済的に豊かな面で左右されることもあることは否めませんが、本当の教育とは挨拶をすることや、履物を揃える、人に迷惑を掛けないなどの日常生活上での道徳の基本を教えることであると思います。
そのような意味でも神社は最上礼で接する神様に対する心構えや振る舞いなどから、教育して体験させる場所でもあるのです。
その点、今回の園児達もしっかりとありがとうの挨拶が出来ておりました。
奥内保育園の皆様が健やかに成長されることを廣田大御神に祈念申し上げます。