御幣立始祭が執り行われました。
2011.12.5 -[社務日誌]
午前9時より御幣立始祭が執り行われました。
御幣立てとは津軽地方に古くから伝わる風習で、お正月を迎える際に神宮大麻(天照さまのお神札)、氏神様である廣田神社のお神札と共に御幣(ごへい)と呼ばれる幣帛(へいはく)を新しく取り替えて神棚におまつりをする大切な行事です。
本日は、その御幣を立て始める奉告と、立てるのに使用する紙垂(しで ギザギザの白い紙のこと)のお祓いをし、氏子崇敬者皆様が良き年を迎え大御恵を賜わるよう祈願する神事を執り行いました。
ご神前に、境内社で奉られている新しく立てた御幣を供え、一番大きい御幣の中心の水引のみ結ばず、祝詞奏上後に廣田大御神さまの御前で最後の水引を結び、完成させたものを供え直し大神様へ奉告をいたしました。
また、この御幣立始祭終了後の10時から御幣をお持ちいただいた先着10名の方には「金色のように輝くような新年でありますように」との祈念を込め、特別に金色の紙垂にて立てております。
昨年から金の御幣受付を開始いたしましたが問い合わせなども数件あり、少しづつ知れ渡っているようです。
本年は昨年以上に早く10名の受付が終了しそうですので早めにお持ち下さい。
御幣の詳しい案内→http://hirotajinja.or.jp/page-699/
のページに詳しく記載されておりますのでご覧下さい。
氏子崇敬者の新年が益々ご多幸ご健勝となるよう廣田大御神さまにお祈り申し上げます。