上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2012.1.14 -[社務日誌]
安産戌の日ということで朝から安産の祈願が続いておりましたが、新年初めての上棟祭もありましたのでご紹介致します。
上棟祭は棟上(むねあげ)の際に柱が堅固長久に家を支えられるよう、また、これからの工事も安全に進むように祈願する大切なお祭です。
地鎮祭が主に土地の神様に祈願する神事に対して、上棟祭は建築の神様に祈願する神事ともいえます。
上棟祭では棟札と呼ばれるお神札等を柱に奉り、御幣とともに青森では一足、もしくは鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて神様に永久にお守りいただくようにします。
地鎮祭や新宅祭に比べて行われることの少ない上棟祭ですが、どの神事も欠かすことの出来ない大切な建築のお祭です。
今回の施主さんを始め工事関係者の皆様はしっかりと玉串奉奠され、その心の入った拝礼の姿に感動しました。
家も神様とともに生きています。ですから、関わる皆様が真剣に建てれば、それだけ家も応えてくれることと思います。
節目毎に感謝申し上げ、祈願することで、常に心を律し新たな気持ちで何事に対しても向かうことが出来ると思います。
祈願された皆様方の益々のご健勝ご多幸並び工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。