初午祭が執り行われました。
2012.2.3 -[社務日誌]
本日、初午祭(はつうまさい)が行われました。
初午祭は新年初めての午(うま)の日に行われるお祭で、全国各地の稲荷神社や会社の邸内神社等で盛大に祭が行われます。
初午祭は稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社の祭神が稲荷山に降臨したのが初午の日であったという伝えから、稲荷様の日となり、豊作を祈願するお祭になっていったと言われております。
廣田神社では毎年、初午祭として青森市長、青森市青森消防団団長、青森市町会連合会会長、青森地域防災協会会長、消防長、他各消防署長、青森市内消防関係幹部等が参集し、無事故無火災を祈願する青森市青森消防団の出初式が執り行なわれ、併せて纏い振りの奉納も行われます。
奉納が終わると青森市長訓示、団長挨拶、解散の儀で終了します。
今日まで各家庭には火の用心の張り紙が町会から配られ、今年一年の火の元安全を確認していただくそうです。
また、各分団においてはそれぞれの地域の神社にて祈願祭が行われ、まといを振りながら各家庭を巡回して防災の祈願をします。
初午の日にまとい振りが行われるのは五穀豊穣の神様である稲荷様の日に、雨が降らないとその年は火災が起こりやすいと言われているからです。
そのようなことから、神様の御前にてまといを振り、雨を乞う祈願が行われるのです。
本年も深々と降る雪の中、境内いっぱいに各消防団の益荒男(ますらお)が勇健なさまで纏振りを奉納されていました。
まとい振りは毎年奉納されますので来年は是非ご覧下さい。
消防関係皆様方の無事故並び青森市内の無火災を廣田大御神に祈念申し上げます。