安産祈願された方の命名書依頼のご紹介。
2012.4.3 -[社務日誌]
廣田神社では病厄除けの他に安産の御神徳でも広く知られおり、年々安産のご祈願を受けられるご家族が増えています。
当神社では安産祈願を受けられた方限定で、命名書をお持ちいただければ宮司の直筆にて神社の御朱印を付けてお渡ししております。
さらに宮司直筆にて色紙にお子様の名前を書いた記念品を差し上げております。
日本では古くから「お七夜(おしちや)」という行事があり生後7日目の夜に命名をして神棚にお供えをし、赤飯や頭付きの鯛などの縁起物を頂きながら祝宴する行事があります。
これは生後6日までの赤ちゃんは「神の子」とされ、生死をさまよう危険があるこの期間は産神様(うぶがみ・その地域の守り神)によって守られている状態であり神様に近い存在だと考えられているためです。
そのため、お七夜に命名をし神棚に命名書をお供えして産神様に報告をすることで、名前が与えられると同時に我々と同じ世界を生きる人となるのです。
ですから私達、日本人は生まれた瞬間に人として存在すると考えたのではなく、名前を付けて”神様に報告”を申し上げたときに、初めて人として生まれたことを認めていたのです。
尚、この命名書は初めて神社にお参りをして社会の一員として認めてもらい、今後の成長を祈願する初宮参りの時に神棚から下げるとされています。
安産祈願はいつでも受け付けております。詳しい内容は下記まで
安産戌の日のご案内・・・http://hirotajinja.or.jp/page-2344/
※当神社では命名はしておりませんのでご了承下さい。