全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

夏越大祓式を執り行いました。

2012.7.2 -[社務日誌

6月30日に夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)が執り行われました。

夏越大祓式

青森以南の地域では雨が降っているということで、天気が懸念されましたが、心地よい風が吹く穏やかな天候の中で執り行うことができました。

夏越大原祓式

この大祓式は日常生活を送る中で知らぬうちについてしまった半年間の罪・穢れ(けがれ)を祓い清める神事で、主に水無月の6月と師走の12月に全国各地で行われています。

夏越大祓式 切麻を頒つ

その歴史は古く、古代律令体制より宮中では正式な行事として行われていました。

また、「備後風土記」において蘇民将来という者がスサノオノミコトより茅の輪を授かったことにより災厄退散を得たという伝記から、夏越大祓では茅の輪をくぐり抜けることで災厄を祓うという神事も行われるようになりました。

そのため、全国の大祓式では茅の輪くぐりが行われています。

夏越大祓式 大麻祓い

大祓式では普段の祭事と違い、通常は神様に対して祝詞を申しあげるのに対して、神様の言葉を人の口から「宣る」形で祝詞を発します。

夏越大祓式 大祓詞を宣る

ですから神様に申す時には本殿を向いて奏上するのに対し、大祓式は神職が参列者の方を向いて全員で宣る隊形になります。

夏越大祓式

茅の輪くぐりでは「水無月の 夏越の祓ひする人は 千歳の命 延ぶといふなり」という御神歌を詠唱しながら無病息災を祈念して回り、最後には皆様の罪・穢れを移した人形を忌火によって祓い清められました。

夏越大祓式 茅輪くぐり

今年のような形で神事を行うのは、はじめての試みでしたが、滞りなく斎行することが出来ました。

夏越大祓式 茅輪くぐり

また、休日ということもあってか例年より多くの方にご参列頂きました。

夏越大祓式

夏越大祓式は毎年6月30日に行われていますので参列できなかった方も来年は是非ご参集下さい。