上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2012.7.3 -[社務日誌]
先日、上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
今回の施主さんは兼務している神社の氏子さんでした。
建設中のご自宅は2世帯で住む予定で、リビングからは海が一望できる場所に建てられていました
申し込みにはご夫婦で、送り迎えでは親子で迎えに来てくださる通り、神事中もしっかりと敬神篤く、ご参列されている姿が印象的でした。
また、業者、大工さん方も真摯に玉串拝礼されている姿は大変立派でした。
上棟祭は新築するあたり、棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に永久に家を支えられるよう、またこれからの工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札(おふだ)を奉り、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物と共に、一足、もしくは鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家が建たないことから判る様に、柱へ神様がお鎮まりになる「上棟祭」は家を建てる上でも重要な神事であることが容易にわかります。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。