上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2012.7.30 -[社務日誌]
上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
今回の施主さんは、毎年事務所で商売繁盛・工事安全祈願を行う建築会社の社長さん宅でありました。
正月にも必ず1番多きい熊手を受けるなど日頃より崇敬の篤い社長さんです。
また、大工さん方も神事に対して非常に熱心で様々なことを質問していました。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に、永久に堅く家を支えられる柱になるよう、また、工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札(おふだ)を奉り、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物と共に、一足か、もしくは鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家が建たないことからも判る様に、柱へ神様がお鎮まりになる「上棟祭」は家を建てる上でも最も重要な神事の一つであることがわかります。
ですから、始めの地鎮祭と終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も行うことで、はじめて家のお祭が全て終了します。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。