上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2012.8.12 -[社務日誌]
上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
ここ最近、地鎮祭→上棟祭→新宅祭としっかりと正式に3回建築のお祭を行うご家族が増えております。
また、積極的にお手伝い下さる施主さんも増えております。
今回の施主さんも丁寧にお手伝いいただきました。
ご家族だけではなく、ご親類の皆さんも多く参列され、それぞれに玉串に願いを込めて拝礼していました。
真摯な態度で神事にも臨まれ、終了後には祭壇の前でご家族そろって写真を撮り大切な記念とされていました。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に永久に家を支えられる柱になるよう、また、これからの工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札と御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物、そして鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて一緒に奉り、神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家が建たない様に柱へ神様がお鎮まりになる「上棟祭」は、家を建てる上でも最も重要な神事の一つであることがわかります。
ですから、始めの地鎮祭と終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も行うことではじめて家のお祭が全て終了します。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。