上棟祭(棟上げ)を執り行いました。
2012.8.29 -[社務日誌]
上棟祭(じょうとうさい)が執り行われましたのでご紹介致します。
施主さんご家族と一緒にご親類の方も参列されていました。
非常に暑い中での神事でしたが施主さんご夫婦は汗を滴らせながらも真剣に参列して祈念しておりました。
施工業者さんは久しぶりの新築となったそうなのですが祭壇の準備等を一生懸命手伝っていただき工事関係者も多く参列して祈願しておりました。
そうした真摯な気持ちで臨む皆さんの姿は必ず神様は見ておられると思います。
上棟祭は棟上(むねあげ)柱を取り付ける際に永久に家を支えられる堅い柱へとなるよう、また、これからの工事も安全に行われるよう建築の神様や土地の神様に祈願をする大切なお祭です。
柱には棟札(むなふだ)と呼ばれるお神札(おふだ)を奉り、御幣(ごへい)と呼ばれる捧げ物と一緒に鼻緒を切った草鞋(わらじ)を柱に括り付けて神様にお鎮まりいただきます。
柱が無くては家が建たないことからも判る様に、柱へ神様がお鎮まりになる「上棟祭」は家を建てる上でも最も重要な神事の一つであることがわかります。
ですから、始めの地鎮祭と終わりの新宅祭だけ行えばよいのではなく、上棟祭も行うことで、はじめて家のお祭が全て終了します。
皆様の益々のご健勝とご多幸並びに工事安全のことを廣田大御神様に祈念申し上げます。