今年初の雪が積もりました。
2012.11.21 -[社務日誌]
昨夜からの降雪で早朝には境内一面真っ白の銀世界に包まれていました。
今年は夏が暑かったためか、例年より少し雪が降るのが遅いと言われています。
しかし、暦をよく見てみると明日は二十四節季の「小雪」にあたり、雪が少し降る頃を示しています。
また、大陸から伝わり日本の風土に合わせて作られた、七十二候という暦にしても「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」と、昨日まで市内各地で見られていた虹が、見えなくなる頃をちょうど示していました。
こうして暦を見ると、昔の日本人がいかに自然と共生して、四季折々の声を聞いていたかがよくわかります。
今一度自然の畏敬を感じ、それを教授する感性を取り戻すべきではないでしょうか。