正月巫女助勤の奉仕開始奉告祭を執り行いました。
2012.12.26 -[社務日誌]
先日25日から1月7日までのお正月期間に、授与所などで奉仕をする巫女の奉仕開始奉告祭を執り行いました。
本年度は8名の巫女助勤奉仕となります。
正月期間に巫女の奉仕をする女の子は学生がほとんどですが、神社の場合は「アルバイト」とは違い、神職の勤めを助けて奉仕をすることから「助勤(じょきん)」という風に称します。
これは資格を所持している神職であっても、他の神社へ短期間で奉仕する場合は巫女同様に助勤と称します。
この特殊な呼び名は、そもそも神社で働くということは、売り買いをして金銭のやり取りをする商売とは違い、あくまで神様へ対して奉仕をして勤めているために、そのような名称となります。
本日の開始奉告祭も、そういった誠の心をもって大神様へ奉仕をする誓いをたてるための神事でもありました。
奉告祭終了後は社務所へ戻り、約一時間の巫女研修を行い、奉仕の心構えや参拝者への応対、注意事項等を指導しました。
その後、早速社頭へ出てお神札やお守りの授与、御幣の受付けをしていただきました。
これから参拝者の受付けをいたしますが、一般の社会とは異なる言葉遣いも多く、戸惑ってしまいご迷惑をお掛けする場面があるかも知れませんが、しっかりと指導していきますので、あたたかく見守ってお参りしていただければと思います。何卒、宜しくお願い申し上げます。