川柳「青い実の会」の新年句会に参加してきました。
2013.1.18 -[社務日誌]
昨日は宮司が所属している川柳の会である「青い実の会」にて新年句会が行われました。
毎年、新年会を兼ねながら年の初めに盛大に句会が行われます。
早くも川柳を作りはじめて3回目の新年句会を迎えました。
前年は青い実の会百五十号記念ということで、合同句集「たわわⅡ」が発刊されたため、ご来賓を招待して例年以上に盛大に行われました。
その際に、先生からのご要望で青い実の会の会員をはじめ、ご来賓の方々も含めて川柳上達の祈願祭を会場にて執り行わさせて頂きました。
昨年の記念句会とは違い、今年は例年通りの新年句会となりましたが、先生より「昨年のようには出来ないけど、何か一年の初めに身の締まることが出来ませんか。」と、相談を頂きましたので今年は廣田神社を遥拝して、新年を寿ぎ一年の安寧を祈願する簡単な祝詞を全員にて奏上することになりました。
次に先生から新年の挨拶があり、そのあと会員一人一人の自己紹介が行われました。
今年の新年句会は宿題が4語出され、「祝」、「柱」、「種」、「仲」となり、それを題材に2句ずつ作成し、選者と呼ばれる句を選ぶ人によって「前抜き」「五客」「三才 天地人」と順位が付けられます。
趣向をこらして、初恋賞やユーモア賞なども特別に設けられ、会員の笑いを誘っていました。
特別賞や一番上位である「天位」に選ばれた方には景品も用意され、皆さん非常に喜んでおりました。
残念ながら私は賞に選ばれることはありませんでしたが、一句選んで頂けたので非常に嬉しく満足しました。
選ばれた句は読み上げられながら皆さんに発表されるのですが、自分で自信をもって投句したものでも、選ばれた他の方の句を聞くとまだまだ自分の句が甘いことに頷かされます。
同じ題材にも関わらず、わずか五七五の17文字の表現の中にこれだけ多彩な表現があるのかと、皆さんの句を聞くたびに思いました。
一句一句読まれるたびに納得したり、笑いが起きたりと大変楽しいひと時となりました。
自分の感性を磨きながらも、大いに楽しんで句を作成していきたいと思います。