乃木神社が雪によって横転しました。
2013.1.24 -[社務日誌]
降り続く大量の雪と、ここ2、3日の水分を含んだ重い雪によって末社の乃木神社が横転してしまいました。
乃木神社は境内の奥まった所に鎮座していますが、台座の後ろ側へ横転して奥のビルへもたれかかった状態になって発見されました。
夜であったため、翌早朝に責任役員さんである阿部重組の社長さんへ電話をして、担当の方に現場を見てもらいました。
原因は隣の二十三夜大神の屋根から落ちる雪の重さと、台座に掛かる柱の付け根部分の腐食による横転でした。
幸いにも社殿に際立った外傷はなく、台座部分との付け根部分の腐食だけでなんとか治まりました。
ただ、まだ雪が多いために今の所は今季を過ごせるよう仮補強をして、雪が解ける時期にしっかりと補強することとなりました。
その際、担当の方から「小さいながらも、これだけの風貌を醸し出し、尚且つしっかりと造られていて、とても立派な社殿です。」と仰っていました。
その言葉に、幾年を超えて、先人の神様へ対する崇敬の篤い念を感じることが出来ました。
現在は参拝できますので是非お参り下さい。