全国唯一病厄除守護神 廣田神社

社務日誌

青森田中学園感謝祭が執り行われました。

2013.2.8 -[社務日誌

毎年、針供養の日である2月8日に青森田中学園では針の供養と共に各学校、施設から様々な物を持ち寄り、供養をして感謝を伝えるお祭が執り行われています。

感謝祭

次々と使い捨てられる現代においては薄れてしまっている、道具を大切に扱う心を忘れずに、しっかりと養うため、古くから青森田中学園では先生、生徒が揃い、神事が行われています。

一般的に針供養は、日頃固いものを刺している針を保養するために、柔らかい豆腐に刺してゆっくり休んでもらうように供養します。

感謝祭

青森田中学園では各種専門の技術を教えているため、折れてしまった針を始め、壊れたコンピューターや、包丁、書籍、おもちゃなど、それぞれが普段使用している道具や物もご神前に供えて祓われます。

神事が行われる講堂には青森中央学院大学大学院、青森中央学院大学、青森中央短期大学、青森中央短期大学附属第一幼稚園、第二幼稚園、第三幼稚園、中央文化保育園、浦町保育園、特別養護老人ホーム三思園、青森中央経理専門学校、青森中央文化専門学校から300人程の教師・生徒・園児等が参集します。

供養の儀

祝詞奏上後は、供養の儀が執り行われ、代表の生徒が折れた針や曲がった針を豆腐に刺し、各施設でも大切に扱われていたパソコンや書籍、包丁や楽器、看護道具、杖など、直接生徒の手からご神前に捧げ、感謝の祈りを捧げます。

その後は学生代表が神様へ感謝文を申し上げて、学校設立当初に学生と先生とで作られた感謝の詩も奏上されます。

園児合唱

また、園児等からは全員で感謝の言葉を合わせて捧げ、オモチャのチャチャチャを合奏して供養をしました。

斎主玉串奉奠後は理事長をはじめ各学校・施設の代表が揃い、玉串に祈念して奉り、本年も無事執り行われました。

こうして、学園全体で神様へ感謝を伝え、物を大切に扱う教育を指導することはとても大切なことであります。

感謝祭

青森田中学園の先生、生徒を始め、関係者皆様の益々のご繁栄とご多幸を祈念申し上げます。