初午祭に伴う消防団出初式を執り行いました。
2013.2.9 -[社務日誌]
本日、早朝より初午祭(はつうまさい)に伴う青森市青森消防団の出初式が執り行われました。
初午祭は2月はじめの午の日に行われるお祭で、稲荷様の縁日でもある事から全国各地の稲荷神社ではお祭りが執り行われます。
この初午が縁日である由来は様々ありますが、稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社の祭神が稲荷山に降臨したのが初午だったという伝えから、この日が稲荷様の日となり、ご神徳である五穀豊穣を祈願するお祭となったというのが一般的であります。
廣田神社では毎年、初午祭として青森市長をはじめ消防幹部や各分団長等が参集し、無事故無火災を祈願する青森市青森消防団の出初式が執り行なわれます。
祈願終了後は雨乞いの行事である纏い振り(まといふり)の奉納が行われます。
これは、初午の日に雨が降らないと、その年は火事が起こりやすいという伝えから、纏い振りをして雨乞いを神様に祈願するのです。
各地域でも、それぞれの分団で社寺へ祈願をして、各家庭を回り火事防止の啓発活動を行います。
早朝は吹雪いていましたが、徐々に晴れ間が射したり、穏やかな天気となる中、益荒男(ますらお)が勇健な様で纏いを振り奉納されていました。
毎年やっておりますので是非一度はご覧下さい。
消防団の皆様方の無事故並び青森に住まえる人々の無火災を廣田大御神に祈念申し上げます。