小春通り祭は、融雪された国道を歩き、楽しみながら、雪国の暮らしを考えようという趣旨のもと行われているイベントです。

廣田神社では第3回より地域の振興協力ということで参加させて頂いています。

祭りは2日間行われ、まず前夜祭では実行委員会の方々が神殿に参列して、小春通り祭の成功と安全を祈願しました。

昨年はとても雪が多かったため、この祈願祭において雪害防止の祝詞も併せて奏上しました。

祈願祭終了後には提灯行列が行われます。

恒例となった小春通り祭のマスコットキャラクターである「雪んこちゃん」のねぶたと共に、ねぶた囃子3団体が連なり、提灯をもって国道4,7号線を練り歩きます。

終日吹雪いていたため、運行の心配がされましたが、提灯行列の間だけは吹雪がおさまり、無事行うことが出来ました。

また、終了後は副実行委員長から挨拶があり、甘酒にて乾杯し、そのままコンサートが行われました。

2日目はメイン会場となる青森市役所を中心に国道4,7号線沿い企業がブースを設けて、様々な振る舞いを行いました。

各所ではスタンプラリーや、クイズ、スコップ三味線選手権なども行われ、沿道は雪道を歩く人で賑わいました。

前夜祭同様、荒れる予報でしたが、青空ものぞかせる比較的良い天気となりました。

毎年、廣田神社では餅つき体験、お汁粉の振る舞い、そして3年前から特製の雪んこみくじを渡しています。

例年、大好評で、今年度も用意したお餅が午前中には全てなくなってしまいました。

また、雪んこみくじを目当てに来られる方も大変多くなりました。

年ごとに、楽しみにして来られる方が目に見えて多くなり、徐々に小春通り祭が周知されてきたのを感じました。

是非、春の日和を感じながら外に出て歩き、雪国の暮らしを考えていきましょう。

来年も同じ頃に開催する予定ですので皆様ご参加ください。