書道の稽古が行われました。
2013.2.22 -[社務日誌]
先日、夕方より書道の稽古が行われました。
楷書は「長寿」でした。
「長」という字は一見縦に伸びるように書いた方が綺麗に見えますが、実は横を長く書くことで全体のバランスが取れて綺麗な形になるそうです。
また、草書・行書と楷書では下部分の付け根となる書きだし部分が異なるそうです。
そういったことに気を付けながら、一つの文字にとらわれずに全体を見ながら書くよう意識しましたが、ついつい一文字ずつ追ってしまうため非常に難しかったです。
ここ最近の行書の課題の中では比較的に書きやすい文字でしたが、それでも細かく筆跡を見ていくと、気付かないような所にも絶妙な筆遣いが要求されるような字であったりするため、ある意味、シンプルが故の難しさがありました。
一つを見ると全体が見えなくなり、全体を見ると一つが見えなくなる難解な課題でした。