祈年祭を執り行いました。
2013.3.21 -[社務日誌]
本日朝8時30分より祈年祭が斎行されました。
祈年祭(きねんさい)は「としごいのまつり」とも呼ばれ、五穀豊穣、商工業の生産発展を祈念する最も重要なお祭りの一つです。
神社によっては春祭りと称している所もあります。
祈年祭の由来は諸説ありますが、春の農耕儀礼をもとに、天武天皇4年(675)の神名帳に記されいる官社(3132社)に対して幣帛(供え物)が奉られ、国家祭祀として制定されたのが始まりとされています。
多くの全国の神社では2月17日に執り行われることが多いのですが、廣田神社の祈年祭は3月21日と古来より定められています。
但し、過去には盛大に行われていたそうですが、いつからか中断され、今日に至っていましたので、数年前より再開し、祈年祭を執り行う様になりました。
残念ながら氏子崇敬者の方々にはまだ周知されてはいない祭典のため、徐々に共に祈りを捧げられるよう努めていきたいと思います。
五穀豊穣並び氏子崇敬者の益々のご多幸ご健勝を廣田大御神様に祈念申し上げます。