書道の稽古が行われました。
2013.4.19 -[社務日誌]
夕方より恒例の書道稽古が行われました。
本日の楷書は祝詞でよく使われる「奉留」という文字です。
「奉」と「留」の縦軸が一直線になるように書くと美しく見えるのですが、どうしても、実際書いてみると「留」が若干ずれてしまい違和感が生じてしまいます。
その文字のバランスを、書きながらでも2文字の配置をしっかりと見ながら意識していくのが大変でした。
草書は筆遣いの難しさが際立つ課題で、一文字で幾重にも技術が要される文字が多くあり、筆のひねり具合や、筆の返し具合等が難しい箇所でした。
一見、綺麗に見える字も、筆遣いが疎かになっていると字の重みや深さが違って見えます。
手本のように書けるようになるには、まだまだ稽古が必要です。