例大祭が執り行われました。
2013.6.20 -[社務日誌]
11時より例大祭が執り行われました。
昨夜の前夜祭が滞りなく執り行われ、準備万端のもと例大祭をご奉仕することが出来ました。
先日の前夜祭でも説明しましたが、一般的に宵宮や夜宮といわれる露店が連なる神社のお祭りは、あくまで前夜祭であり、例大祭と呼ばれる神事は本日行われたお祭りのことを指します。
毎年、例大祭では国無形民俗文化財に指定され、神職の家柄のみによって伝承される津軽神楽のご奉納が行われ、東青地区各神社の宮司等が集い、御神楽のご奉仕をしていただきます。
本年は「神入舞」(神楽を行う舞台を祓い清める舞)、「磯浪」(火遠命が釣り針を海中に失ったときに、矛で藻をかき分けて探し出し、海神宮へ案内した綿津見神の舞)、「千歳」(翁舞とも武内宿禰の舞とも呼ばれる千歳を祝う舞)の3番の演目が奉納されました。
終始厳粛な中、参列者の方々も玉串の取り取りに真摯な祈りを捧げ、全て滞りなく執り行われました。
これを以て皇室の弥栄と国の隆昌、世界の共存共栄、そして人々の更なるご多幸を祈念申し上げました。
終了後は記念写真を撮り、直会(なおらい)となりました。
先ずは宮司挨拶、来賓からの挨拶を頂戴し、先の東青神社総代会にて表彰を受けた総代の佐藤政則さんへの賞状授与と、役員改選が行われ新しく総代に選任された片桐孝さんへ委嘱状を授与しました。
その後は氏子崇敬者同士、また、神楽奉仕者の神職の皆さんと様々語らいながら、例大祭が無事終えた喜びを分かち合い、盛況裡の内に終了しました。