当神社の崇敬団体である神睦会（しんぼくかい）恒例の、春の参拝旅行が開催されました。

神睦会とは、廣田神社に奉仕しながらご縁を頂き、旅行等を通して親睦を深める団体で、春の参拝旅行と秋の日帰り研修旅行を行っています。

各種日程の都合により夏の開催となってしまいましたが、5月か6月の例祭前に行うのが通例となっています。

昨年から春の参拝旅行は会員だけではなく、一般の方も参加出来るようになり、より広く親睦を図れるようになりました。

今年は、昨年から当神社へ助勤している神職のご実家である舞戸正八幡宮へ、そのご縁から正式参拝することに決定しました。

また、2月頃に行われた青森県総代研修会に於いて、当神社の総代と同席し、意気投合したご縁から、鰺ヶ沢の胸肩神社の役員、総代さん方が、懇親会へご参加下さいました。

まず、廣田神社にて旅行の安全祈願祭を執り行って出発しましたが、道中は生憎の雨となりました。

しかし、神社へ近づくにつれて雨も弱まり、到着した時にはすっかり雨も止んで、清々しい中での参拝が叶いました。

決して大規模なお宮ではなく、地域のお宮でしたが、非常に境内を綺麗にされ、神気溢れる素晴らしい神社でした。

正式参拝後には、宮司さんにも様々説明して頂き、小結まで昇進した舞の海関が稽古したという境内の土俵も拝見させていただきました。

宿泊先は神社から近い「水軍の宿」でしたが、とても愛想と元気が良い従業員さんばかりで、雰囲気の良い宿でした。

懇親会に駆けつけてくださった胸肩神社の皆さんは非常に気さくな方々で、宮司さんにいたっては、まだ若い女性の宮司さんながら、総代さんと同様に歌を歌ったり、楽しく会話したりと、盛り上げてくださいました。

また、更なるご縁が続き、食事担当になった方が、偶然にも会員の元教え子ということで、更に盛り上がりました。

今回はいつもよりも人数が少なかったのですが、異様な盛況となり、3時間行われた懇親会は時間の長さを感じさせることのない、丸々笑い声の絶えないあっという間の宴会となりました。

次の日の出発時には、元教え子の従業員さんが、出勤ではないにも関わらず見送りに来てくださいました。

その後、海の駅「わんど」により、舞の海の展示館を堪能し、お土産を購入して神社へ戻りました。

今回の参拝旅行は様々な神様の導きによるご縁で繋がった、非常に楽しい旅行となり、参加者も満面の笑顔を以て帰って行かれました。

このような、楽しい旅行が廣田大神様のもと行われることに感謝したいと思います。

また、来年も開催する予定ですので奮って会員外の方もご参加下さい。