権禰宜拝命奉告祭を執り行いました。
2013.8.29 -[社務日誌]
今月26日、青森県神社庁にて、当神社の出仕が廣田神社権禰宜へと辞令が下る、伝達式が行われました。
↑は青森県神社庁にて行われた辞令伝達式です。
出仕(しゅっし)、権禰宜(ごんねぎ)とは神職の職階を表す職名であり、よく言われる宮司というのは神社を統括する代表の職名で、原則一社に付き一人となります。
そして、その宮司を補佐する禰宜(ねぎ)、更にそれを補助する権禰宜、そして見習いとなる出仕という風に序列が分かれています。
規模の大きな神社や、一社の故実がある神社では、先に述べた以外の職階も存在しますが、多くの神社ではこのような体系になっています。
今年3月に、神職の資格を収得し、出仕として奉仕していましたが、この度権禰宜へと申請して無事任用されることとなりましたので、これから権禰宜として奉仕していくことを神様へご報告するために拝命の奉告祭を行いました。
権禰宜になって初めて奉仕する神事を拝命奉告祭にしていますが、それは自ら神事を執り行い、神様へ直接お伝えすることによって、より確固たる自覚を養ってもらうためです。
勿論、祝詞も自分で作文し神様へとご報告させました。
その後、供えられた権禰宜拝命の証書を下げ、改めて宮司より伝達式が行われました。
これからも慢心することなく、神職としての使命を全うするために、ご奉仕に尽くして頂きたいと思います。