外ヶ浜町平舘の磯山地区に鎮座している磯山岩木山神社の例祭が執り行われました。

磯山岩木山神社は、磯山地区に流れる川の袂に鎮座していた小さな祠を、当時、地域の頭的存在であった木浪家にて預かり管理していた所、いつしか岩木山神社として崇められ、祀られるようになりました。

現在は村が管理する公園の一部に神社が建てられていますが、元々は現在地より奥にある山の沢にあり、昭和40年代頃までは氏神様である磯山稲荷神社と磯山岩木山神社を行き来して、津軽の霊山である岩木山神社に習い、お山参詣を村を上げて盛大に行われていました。

例祭は岩木山神社と同じく旧暦の8月1日に行われるため、今年度は新暦9月5日となりました。

先日まで、磯山地区は豪雨に雷といった荒れた天候したが、例祭を迎える今日の朝には一面青空が広がる良い天気となりました。

磯山地区の氏子をはじめ、周辺の講社の方々が集い、滞りなく行われました。

終了後は管理者であった木浪家にて直会が行われ、和やかなうちに終了しました。

皆様の益々のご健勝ご多幸を祈念申し上げます。