中師稲荷神社の例祭並び船岡久須志神社の秋祭が執り行われました。
2013.9.8 -[社務日誌]
外ヶ浜町中師地区に鎮座する中師稲荷神社の例祭並び平舘舟岡地区に鎮座する船岡久須志神社の秋祭が執り行われました。
今回は、中師稲荷神社をご紹介します。
春の祈年祭でも紹介した通り、中師稲荷神社は観瀾山(かんらんざん)と呼ばれる陸奥湾が一望できる小高い山に鎮座しています。
この山は元々舘鼻山、鷲尾山等と呼ばれていましたが、大正12年に久邇宮邦久殿下が山頂に登られた際、そこに広がる光景に感動され、「観瀾山」という有難い名を賜ったことから、観瀾山と呼ばれるようになりました。
現在は展望公園として親しまれ、麓の海岸は海水浴場としても整備されて町の憩いの場となっています。
また、頂上には太宰治の文学碑や、川柳の記念碑等が建てられています。
そのような場所に中師稲荷神社が鎮座し、街が一望できるように建てられています。
今年は参列される方が少なかったですが、穏やかな天気の中、無事斎行することが出来ました。
終了後は直会となりましたが、しばらくすると小雨が降りはじめたため、急きょ例祭の旗を降ろすことになりました。
その後は、楽しく懇談しながら、秋の稔りに感謝していました。
五穀豊穣、地域繁栄、そして氏子皆様のご多幸ご健勝を祈念申し上げます。