天台宗ハワイ別院の開教40周年記念法要並び祝賀会に参加しました。
2013.11.1 -[社務日誌]
平成25年10月30日に絵説法で有名な荒了寛さんが開教総長を務め
荒了寛さんとは不思議なご縁があり、青森に来られた際に
檀家のいないハワイにおいて開教することは、想像を絶す
荒了寛さんが開教総長を務め
一から作り上げた寺院は日本の寺院のように決して大きくはありませんでしたが、至る所で40年の苦労とそれを支えてきた人々の思いがあふれている大変よいところでした。
また、ハワイらしくとても開放的で居心地の良い雰囲気でした。
日本で行われるような雰囲気とは違い、地元から参列される方々はアロハシャツを着て楽しそうに参列しているなど、突き抜けるような青い空のようにとても明るい和やかでした。
法要では日本から天台宗の立場ある方々も加わり一緒に営む仏事は、非常に厳かでとても凛とした空気が流れていました。
終了後には天台宗より功労された様々な方への表彰が行われ栄に浴されていました。
また、今回は昭和大仏で有名な青龍寺の住職さんも同行しており、宗派は違うのですが荒了寛さんの活動に協力したことを受けて表彰されていました。
その後は檀家さんや崇敬者の方々と一緒に昼食も頂戴して和やかにお話ししながら過ごしました。
一旦ホテルに戻り、夕方から記念祝賀会ではハワイ州でも有数の伝統ある高級ホテルであるロイヤルハワイアンホテルで行われました。
大変多くの人で賑わっていましたが、開会の辞では天台宗海外事業団事務局長の奥山元照師、祝辞では日本国総領事の重枝豊栄氏や、元ハワイ大学総長の松田富士夫氏、福山通運の社長小丸山成洋氏からお祝いの言葉が贈られていました。
祝宴では食前の祈りでパロロ観音寺住職の松本恵心師、乾杯では深大寺住職の張堂完俊師の発声で食事が始まりました。
食事の合間の清興では、知行院住職の坂本観晃師の司会のもと、ハワイ天台衆歌、比叡山讃歌の御神歌を駒込学園並有志が、御神歌舞踊「吉慶和賛」を清水寺寺庭婦人の清水谷佳子さんが、相撲甚句を清水よしまささんが発表され、素晴らしい演芸の数々にとても和やかに楽しい食事となりました。
荒了寛の奥様からは側で仕えた苦労とそれを支えてくだ
神職として全国から唯一招待頂きましたが、大変光栄な機会となりました。
神社と寺院、担う物は違えども人として尊敬できる大変
天台宗ハワイ別院開教40周年、誠におめでとうございました。