6日、新年の神宮大麻（天照様のお神札）並び暦の頒布を東青支部で始める奉告の神事を当神社で執り行いました。

また、併せて東青支部管内の神社総代で組織される東青神社総代会の研修会も行われました。

神宮大麻は伊勢の神宮より各県へ授かったものを、県内神職の奉仕によって頒布始奉告祭を執り行い、更に各支部にて頒布始奉告祭を行って、漸く各神社へと届き、氏子へ頒布されます。

その支部で行う頒布始祭を今年は当神社で行うことになりました。

東青支部では何社かの持ち回りで毎年斎行しており、昨年に当社で行われる予定でしたが、都合が合わなかったため今年行うことになりました。

奉告祭では支部管内神職を始め、総代他関係者等、80名程が参集しました。

神事終了後は引き続き社殿にて大麻・暦頒布式が行われ、支部長によって3地区の代表者に神宮大麻が授けられました。

その後、頒布功労者の表彰式に於いて、増頒布の功績が認められたことから当神社総代の米谷友義さんが受賞されました。

廣田会館へ移動してからは東青神社総代会の研修会となり、神宮遥拝、支部長、東青神社総代会会長、青森県神社庁庁長、青森県総代連合会会長と挨拶を頂戴し、講演会が行われました。

今年は仙台総鎮守の大崎八幡宮宮司、小野目博昭先生より「東日本大震災ボランティア活動の報告」と題して講演頂きました。

震災時の大崎八幡宮の状況や、震災後の復興に向けての神社の取り組みなど、神職、巫女、氏子が一体となって活動された様々な記録をお話して下さいました。

自らが被災し、率先して行ったボランティア活動だからこそ感じる強い思い伝わり、大変素晴らしい講演でした。

まだまだ、復興への道は険しい部分も多くあるそうです。風化させず、国民一体となってこれからも支援を続けていかなければなりません。

最後は懇親会が開かれ、神職同志、支部管内の総代同志、懇親を深めながら盛大に行われ、笑顔のまま終了しました。