郷沢稲荷神社並び瀬戸子八幡宮の秋祭が執り行われました。
2013.11.11 -[社務日誌]
11日、蓬田村郷沢地区に鎮座する郷沢稲荷神社と青森市瀬戸子鎮座の瀬戸子八幡宮の秋祭が執り行われました。
稀に見る強風と大雨となり、郷沢稲荷神社に行く道中も風で車が押され、フロントガラスが大粒の雨で遮られるような天候でした。
それでも、郷沢の役員、総代さん方が前日よりしっかりと準備していたお蔭で、何事もなく終えることが出来ました。
不思議なことに、嵐吹き荒む中、祝詞奏上の間だけは極端に風が止み、心静かな状態で奉仕することが出来ました。
今年は2社の神社が秋祭の日が重なってしまったために、神事終了後、すぐ移動となりました。
瀬戸子八幡宮へ向かう道中も、嵐が止むことなく、神社が鎮座する山の参道は小川のように水が流れていました。
その雨の影響で、3年に1度、津軽神楽が奉納される盛大な夏祭の際に、社殿横に舞台を増設する斜面の土砂崩れが起き、基礎の柱が流されそうになっていました。
今年は男性がとても少なく、殆どが女性の参列となりました。
瀬戸子八幡宮は宮司が奉仕させて頂いている神社の中でも一番、女性が祭典に参列する人数が多い神社で、稲刈りが始まる前に神社へ夜籠りをして一夜を過ごす風習などがあり、信心深い方も多い地域です。
祭典とともに、荒れていた天候も収まり始め、終了後には小雨となっていました。
祭典終了後は皆さんが持ち寄った手作り料理を頂きながら直会となりました。
秋の稔の感謝と共に、町の益々の繁栄と、氏子皆様の更なるご健勝を祈念申し上げます。